Jul 8, 2008

ライブ準備2

うーん、最初は先日書いたブログを訂正してアップデートをしようと思ったが、「リアル感」が減点されるので別記事として書きます。(「そんな前置きはいれねーよ」ですか?)

どこまで話たんだっけ、「サウンドチェック」の所かな?
今回のライブは Superdeluxeというスペースでやったんだけど、ここは本当にかっこいい場所だったな。

スタッフも最高で、サウンドのセットアップや照明も完璧だった。
当日はドラムを持ち込んでいたので、まずはドラムの音づくりから始めるんだけど、色々あって(病院とか蕁麻疹とか)結局ドラムは演奏スタートしてセッションしながら色々作りました。

ドラムの音をマイクする時は、まずは地面に置いているキックという低音のドラムの音を作って、スネアやハットや全体を取るトップマイクを設定する。どんなドラムパーツがあるのか!?!?!
色々バランスをとって、ライブでお客様により音楽的に楽しいように音を作る。ジャンルやそのエンジニアの哲学によって音の作り方は全然違うし、音でジャンルも変わるというぐらいインパクトがある物なのだ。

後はギターアンプもマイクで、ベースはラインとマイクを組み合わせる。良く聞かれる事だが、アンプとは? ギターやベース専用の物が沢山世の中にはでている。ちなみにLo-Fiは:
5のアンプはFENDER社の現行モデル(ヴィンテージじゃない)VIBROLUX
Quengoのアンプは WALTER WOODS。これは情報があんまりなく、Walterさんに電話をかけるとモディファイや修理の事も色々聞ける感じです。

最後はバンド全体のバランスを聞いて音を調整しますが、これも曲やアレンジによっていつもかわるので結構PAの人のスキルにかかっている所がおおい。

意外とライブって、バンドだけの部分じゃなくてPAの方や照明の方、当日の接客をする店員等本当に多くの人によって成功する感じなんだよね。

今後ライブをご覧に鳴る場合は是非、色々見てみてください。チームで演出を作っている舞台裏部隊も非常にディープで面白いですよ。

Jul 7, 2008

ライブの準備

今日は(厳密には昨日か。。。)西麻布の SUPERDELUXEというクラブイベントスペースでライブをした。かなり盛り上がったのだが、さすがに疲れたな。

ライブ一つやるのに何が必要なのか!??!? どんな準備とか何をしているか興味がある人達が居るかもしれないからちょこっとご紹介いたします。

バンドスタイルでライブをやる場合はほとんどリハーサルをする。
当日の音確認/サウンドチェック、と後はミュージシャン同士の曲を仕上げる作業でスタジオでリハーサルもする。ようは練習をするってことだ。リハーサルだが、いつもこんな場所でやっている:

このスタジオは鎌倉から来るYOSHのアクセスも良く、ミーティングスペースやコピー機、近くにコンビニと休めの駐車場等必要な物が全てそろっていて非常に便利。何よりも店員が凄いナイス。以前自分のミスでダブルブッキングしてしまった時も親切に誠意をもって対応して下さったので本当に感謝しています。よし、今度差し入れをもっていかねば!

スタジオのでの練習は新しい曲を生み出す事もあるが、ライブ前はライブの曲順に会わせて曲のつなぎ、や曲のライブ用アレンジも考える事がある。今回はクラブスタイルの場所になるので、それに向けての音の作り方やアレンジを色々考えた。

バンドが曲の繋がりを考える事は、簡単に言うとDJのレコードの切り替えと同じような形で、切り替わり自体も一つの表現としてなる。どのテンポからどの曲調に切り替わるかによって、用言される感情は様々。人間の心の動きも相対的だから、一つのサウンドから次のサウンド/曲に移る事自体が表現になる。

まず上記のようなリハーサルが終わってからサウンドチェックが当日行われる。
今日は「逆リハ」という最後のトリバンドが最初に入ってリハをし、最初に演奏を本番でする組が最後になる。結構リハーサルから実際の演奏まで時間も開く関係で今日は覚悟していたが、PUNTO PUNTA のイベントがアートとのコラボで面白かったから全然飽きなかった。
もしろ感動した!

当日のサウンドチェックはだいたい30分ぐらい音を出して、メンバー自身が自分の演奏や聞く必要のある他のパートがちゃんと聞こえるか確認もする。もしこれが正しく行われないと、演奏中に特定のパートで特定の楽器が「消えたり」聞こえすぎてしまう場合がある。最悪の場合はハウル場合もある。
「ハウル」というのは人の穴めではなく、フピーカーから出る音をマイクの音がサイクルし始めて共鳴して音がどんど大きくなる現象。「キーン」って音だったり「ボー」という以上な音はライブ会場やマイクを使った会場で聞いた事はありますよね???

。。。。。。


。。。。








。。。
むむむ



眠すぎる。続きは明日!
お休み、今日もライブの応援ありがとうございました。。。。

Jul 4, 2008

生演奏

今さら名前演奏が凄いという話をしたって、「だね」って感じだな。

でも、すげーんだよ。あまり多くの人は気づいていないかもしれないけど、今世の中に流れている音のほとんどが人間が演奏していない、極端に言うと機械が再生している音なんだよね。

これが別に悪い別けでもなんでもなく(むしろ上記のリンクの音楽はかっこいいと思う。「すげー」部類に入る系だよね。)人間の意思をパソコン等が受け継いで、人では実現できない事を人間の延長として実施してくれる。

俺がくっつけたサンプルなんて、windowsの音と多分少しそれをサンプルしていじくった音をメインに使っているので、HIP-HOP的な楽しみ方もあるよね。サンプルネタを知っている方が楽しい!ってもんだよね。

経験があるかもしれないけど、パロディー映画をみても何がパロディーの元になっているか全然知らないと別に面白くない場合もあるよね。
相変わらず俺のブログはライブのMCの用に話はそれまくるが、このトリップを楽しんでくれ。

俺の知っている限りの初期のパロディー:

元になった"サンプル ネタ"一部:

元ネタを知っていれば知っている程面白いもんだね。でも、例外ももちろんある。俺が出した例は実は例外かもしれん。これはパロディーと良いながら、元の映画なんて関係ないぐらい独立している面も多い。
非常に面白いのとしつこく・つまらない、のキワドい線の映画だね。

もっと現代の人達が分かりそうなの言うなら:
HOTSHOTS  vs.     TOP GUN 

ん、まぁ、いいや 映画の話は。

とにかくサンプルネタは意外性があると面白くて、打ち込みでも Windows音、見たいな全然魅力的ではないサウンド(傷付く方がいらっしゃったら申し訳ございません)を面白くしたのはクールだ。

生演奏に戻るが、何が凄いかというと  不完全さ!
自分が思うには人間の良さは不完全さにある。それがどんな物なのかというとまた話が長くなるから割愛しますが、人間は中途半端(良い言い方だと過渡期)だからワンダーフル。

まぁ、機械もどんな物も不完全で過渡期ではあるが、俺が表したい意味としては、不完全は複雑であるという意味だ。

音を鳴らす、歌う、弾く瞬間人間の筋肉の状態や脳に行き渡っている酸素のバランスやあらゆる要素がタイムや音の大きさを影響する。(音の大きさはミュージシャンや音楽をプログラムする人達はヴェロシティー VELOCITYという。。。参考に)
それが生演奏だよある意味ランダムに発生し、人間の状態や特性によってタイムを散布図とかにするとその日との傾向や性格とかが見えるかもしれない。音の鳴り方や作り方にもその特性がでるし、生演奏だとその場の情報も聞こえるようになると直接伝わってくる。

人間は他の動物と変わりなく結構色々な情報を認知しているにも関わらず表の意識では気づかないデータが多いんだけど、実は何となくの雰囲気でこの情報も聞こえている。

それが、「説明できないけど凄い」という評価なのかもしれない。細かく研究して追求すれば、きっと何が凄いのか分析できるが、面倒だから「すげーんだよ」って表現になっちまう。

で、生演奏はすげー。
人が好きだからね、直接それがその場で感じられる。

作り物にももちろんその創造者の意思が込められている象徴でもあるから、それはそれで素敵だけど。。。
直接 対面する嬉しさは超えられないよね。